「めまいの病院での検査と薬」
今回は「めまいの病院での検査と薬」についてお伝えします。
原因不明のめまいでお悩みの患者さんが意外と多く、
よく薬や検査の相談を受けます。
今回の内容が少しでも皆さまのお役に立てば幸いです。
さて、めまいがした場合、あなたは何科の病院を受診しますか?
ほとんどの方は耳鼻咽喉科へ足を運ばれると思います。
事実、めまいの60%は耳が原因でおこっています。
ちなみに脳が原因のものは5%で、脳梗塞や脳出血といった大病が考えられます。
そのほか、めまいの症状があらわれる病気として考えられるものに、
メニエール病、前庭神経炎があります。
めまいとは
ところで改めて、「めまいがする」とは、
どのような状態をいうのでしょうか?
めまいとは、いわゆる「目が回る」こと。
つまり、目が勝手に動いてしまって、空間認識に誤作動が生じることをさします。
この目の動きを「眼振」と呼び、診察する際、検査の一つとして多くの病院で取り入れられています。
めまいとはバランスを欠いた状態にあるので、
バランスを司る「三半規管」に原因がある場合がほとんど。
ですので、なんだか「めまい」を感じたり、ふらふら、ふわふわしたりしたときは、まずは耳鼻咽喉科を受診することをオススメします。
めまいと薬
ちなみに、めまいを起こしやすい薬もあるので注意しましょう。
例えば、降圧剤、抗てんかん薬、抗不安薬、抗うつ薬、睡眠薬などがそうです。
市販の風邪薬の副作用でめまいがすることもあります。
一方で、めまいを治す薬として代表的なのが、
「抗めまい薬」…内耳の血流を増やし、めまいを改善します。セファドール、メリスロン、イソメニール
「吐き気止め」 めまいに伴う吐き気を抑えます。プリンペラン、トラベルミン
「浸透圧利尿剤」…内耳を満たす液体(内リンパ)の過剰によるむくみを軽減します。 イソバイド
「ビタミン剤」…末梢神経のはたらきを改善します メチコバール
「自律神経調整薬」…神経を拡張させて血流を増やす グランダキシン
などがあります。
病院で医者に処方された薬を服用するが、改善が見られない。
患者さんから良くお話をお聞きしていると言われるのが、強いめまい症状でないと、お薬を飲んでもあまり効いた感じのしないと言われることが多々あります。
程度の弱いめまい、ふらつき感では、お薬を飲むと逆につらいと言われることもあります。
病院に行くよりも、まずは自分の体を信じて、なるべく自然治癒力で治したい。
そんな方はぜひ、「まこと治療院」までお気軽にお問い合わせください。
あなたに合った改善方法をご提案させていただきます。