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光線治療(コウケントー)について

光線治療とは

光線治療の歴史は古くからあり、
近代では、光線療法の父「ニールス・フィンゼン」皮膚結核の治療に成功し、
1903年  ノーベル医学生理学賞を受賞
看護の母「ナイチンゲール」は、野外で生活する負傷兵の方が、傷の治りが早いことに気づき、けが人に日光浴をすすめ、治療効果を上げました。

現在、日本では、黒田一明医師を中心に、東京新宿の光線研究所で、<可視総合光線療法>が行われています。

光線治療は、太陽に近い性質の光を当てることによって、自己治癒能力を高め、免疫系、自律神経系、ホルモン系を調整して、けがの早期回復、皮ふ病の改善、自律神経系の病など、様々な病気に対して、幅広い効果が期待できることがわかっています。

暖かくて気持ちの良い治療法です。ぜひ知っていただきたいと思い、書いています。

光線治療(コウケントー)

光線治療では、光線治療器を用いて、太陽に近い波長の光を体に照射します。わずかな紫外線(人体に有害な部分は取り除いた)・可視光(目で見える光のこと・紫・藍・青・緑・黄・橙・赤)赤外線を含む光と熱を、体に当てて、自己治癒能力を高めます。

可視光は、一般に目に見える光なので、そんなありふれた光で、何ができるのか?と疑問に思うのが普通のことかと思います。可視光を色に分けると虹の色をイメージしてください。

例えば、眼に悪いとされるブルーライト(波長380~500nm)はご存じかと思います。しかし、近年では、バイオレットライト(波長360~400nm)が近視の抑制に効果があるとして注目を浴びています。バイオレットライトは太陽に含まれているので、太陽の光を浴びることが重要になってきます。また、バイオレットライトには、うつにもよいという研究が進んでいます

基礎研究では、昆虫の羽化についての抑制効果など様々な研究進んでいます。

現代人に不足しがちな、ビタミンDについても、近年の研究より、その効果が期待されています。ビタミンDは食べ物から摂取することも可能ですが、日光によって人体内で産生したビタミンDの方が、吸収率は良いのです。

 

光線治療の主な作用

光化学作用

ビタミンDの産生
カルシウムの吸収促進  かつ疾患の改善及び予防
角化細胞の増殖抑制 (乾癬・魚の目・タコ)
発がん・腫瘍の抑制
消化液の分泌調整
末梢血管の拡張による冷えの衰えの抑制

深部温熱作用

冷え性、ひび、あかぎれ、しもやけ、脱疽
冠状動脈結構増大による心臓疾患の改善
消化器系機能の亢進
血圧異常調節作用

生体リズムの調整作用

睡眠障害、時差ボケ、不眠症、季節性うつ病
体の成熟・性腺の周期的活動

鎮痛作用

関節痛・神経痛

免疫調節作用

風邪・気管支炎など感染症

消炎作用

扁桃炎・中耳炎・関節炎の腫脹(はれ)の治療

創傷「きず」の回復作用

床ずれ

外傷・手術痕・火傷の治療

殺菌作用

アトピー性皮膚炎

ニキビ

睡眠障害の改善

食欲・便通の改善

解毒作用

コレステロールの低下・動脈硬化との治療と予防

消痒作用 かゆみの改善

利尿作用

筋力の向上 運動能の向上

呼吸機能の改善

神経機能の改善

参照 可視総合光線療法 理論と治験より抜粋

 

 

 

 

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