例年、5月あたりは、患者さんの多い時期ですが、今年はコロナウィルスで、さらに自律神経などの症状で苦しむ方が増えるのでは、と感じている今日この頃です。
つらさやひどい症状があって、病院で検査したのに、検査では異常は見つからないが、症状がつらく、薬を飲んでも軽減されることもなく、そうしたものかと、インターネットで検索されて、当院に来院されるというのが、パターンとして多いです。
なので、結構遠くは岐阜市や大垣市などから来院される方が多いです。わざわざ、名古屋からいらっしゃる方もいて、ありがたいことです。当分は、のんびりできそうにありません(笑)
今日は、よく患者さんに説明することを書こうと思います。
病気には、2つの種類があります。
1つは、器質的疾患、もう一つは機能的疾患です。
器質的疾患は、画像や数値に表すことができる病気の状態です。
MRIやCTなどの画像に写るもの、血液検査の数字に反映されるものなどです。
機能的疾患は、機能の亢進や、機能低下が主な原因になります。画像や血液検査では、はっきりとした結果はでません。でも、症状は会えるという状態で本人はとてもつらく、周りにも、検査の数値などに異常がないために、理解してもらえない場合もあり、大変つらいです。
針灸では、主に機能的疾患の方が対象になります。また、画像や血液検査に異常がある場合でも、病院との治療と並行しながら、鍼灸を行います。
明らかに、鍼灸では対応できない症状の場合は、病院を紹介いたします。