コロナの自粛明けから、多くの新しい患者さんのご依頼を頂きました。
自律神経失調症や、耳鳴り、めまい、息苦しい、胃のあたりのつらさ、皆さん、本当に大変でつらかったことと思います。
病院に行っても症状が改善しなかった、病院では、検査をしてみたけど原因が見つからなかった、薬を飲んでも改善しなかった、症状は違えど、相談の内容は一緒です。
まず、頭の部分で理解してほしいことなので、感情論は横に置いて、読んでください。
原因は、必ず現代医学で見つかることはないということです。かなりつらい症状でもです。
はっきりとした原因が市民病院当たりの検査でも、見つからないのであれば、まずは重病ではないので安心してください。だけど、このつらい症状は何なんでしょうか?
それは、筋肉の緊張や、コリによって症状が出ています。(細かい理論の部分は省きます)
この現象は、医師の中でも一部の先生は提唱しています。最近は超音波によって、経過を確認することができるようにあってきました。まだ、一般の医師の常識ではないのです。
病気には、根本的な問題の器質的疾患と、機能的疾患とあります。
器質的疾患は、血液検査や、画像などに、はっきりとした変化のある根本的な問題のある場合の疾患を言います。
もう一つは機能的疾患です。機能的疾患は、はっきりとした原因は見つかりません。機能が亢進したり、低下したときの状態で症状が出ます。
自律神経失調症や、めまい、ふらつき、動悸、耳鳴り、喉のつかえ、胃の不調、膨満感、下痢、過敏性腸症候群などは機能性疾患が多いです。病院で検査を受けて問題がないのであれば、機能的な症状です。
病院の先生の「検査では、問題ないから心配ない。」は、
器質的な疾患は見つかりませんでした。命にかかわるような病気ではないですよ。ということを伝えているだけです。
機能的な症状は現代の検査ではわかりません。科学的に証明しにくいのです。
では、機能的な疾患はどこが悪いのか、どうすればよくなるのか?
それは、皮膚や筋肉の緊張や、ひきつれによって症状が起きているということです。もしくは、病理学的な理論では、推察することができるけれど、検査では証明できないという、矛盾が生じています。
また、メニエール病といわれた場合も、本当のメニエール病は10万人に5人ほどです。ほとんどの方は、メニエール症候群で、先生がメニエールというと、患者さんが症状のイメージがわきやすいためにメニエールとお伝えしていると感じています。
メニエール症候群と、メニエール病は明確に、経過が違います。