急に耳が聞こえなくなって、病院へ行き、突発性難聴と診断された方が当院を調べて来て頂くことがあります。
病院での入院、点滴、薬によって回復傾向にある方、なかなか思っていたようにいかない方と様々な問い合わせがあります。
聴力検査表をお持ちいただくと、現在の耳の状況が分かりやすく(伝音性、感音性難聴の割合など)今後の治療ペースなど、説明がスムーズになります。
突発性難聴は発症してからの時間の経過がまず大事になります。早く治療を始めることが大事です。
病院での治療と並行して鍼灸を行うことをお勧めします。
病院での治療は入院によるステロイドの点滴か、通院による点滴、ステロイドの内服の治療になります。
発症から、2週間を急性期として考えています。
その後1カ月、3カ月、半年をいう感じに経過を見ていきます
早い段階でどのくらい回復傾向にあるかで、変わっていきます。
突発性難聴は、病院での治療を行って、3分の1は完全回復、3分の2は何らかの難聴が残る疾患です。
3分の2の難聴や、耳鳴り、耳閉塞感がのこる方にとって、鍼灸が早い段階で併用してもらい、完全回復のお役にたてるように頑張っています。